インタビュー

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取材日:2017/11/16

 
障がいへの理解や日々の感謝をポストカードにして届けたい。

No.04 み絵-mie

車いす作家

風景と、言葉。周りの助けがあったからこそ、思いを形に。

どのような活動をされているのか教えてください。

み絵

友人と行った思い出の地や地元の風景、日本ならではの四季、自然豊かな山、川、海、空、木々(花)を中心に、手軽に使うことのできるスマートフォンのカメラで撮影し、その時々に感じた自分の素直な気持ちや周りへの感謝、友人知人に教えられた言葉を残しておきたいと思いポストカードを作成しています。
友人から送られてきた写真をもとに作成し、プレゼントとして贈ることもあります。

それを始めたキッカケは何でしたか?

み絵

私は、先天性の両下肢機能障害(奇形・欠損)というもので、4歳の時ぐらいから車椅子・義足での生活をしています。
高校、専門学校の受験の際に、家庭環境、自身の障がいや金銭的な理由からとても困難を強いられました。しかし自分の夢を諦めることができず、様々な方面から社会的支援を調べ、周りを説得し受験に至りました。その悩んでいたときにある知人から送られてきた二枚のポストカードの言葉に力をもらいました。
その言葉を信じ、今も何か困難なことがあるとそのポストカードに励まされます。そのことから、言葉の力強さ、言霊を感じ、自分もいつしか趣味としてポストカードをつくるようになりました。

ポストカードは、どんな方が購入や利用されますか?

み絵

一緒にでかけた友人へ感謝や思い出の一枚としてプレゼントしたりしていました。
最近では趣味の枠を超え、イベントなどで展示・出店し、気に入って頂いた方がご自分のためやハガキとして手に取ってくださいます。普段は、桐生市にある「観覧車」という飲食店に置かせていただいていて、今はインスタでも作品をアップしています。

今後の目標や予定があれば教えてください。

み絵

皆、誰かの言葉や行動で心救われたり、自然の美しさに癒やされたり…すると思うんです。
作成しているポストカードの言葉や自然の美しさを目にしたとき、悩んでいたことも楽しかったこともcall back(think back)して、初心に還り前へ進む原動力となったら嬉しいです。
誰かの心に光を差す、わずかに希望の持てる、そんな作品作りを目指しています。また、そのポストカードに手に取ってくれた人自身の言葉を添えて、メッセージカードなど気持ちを伝えるツールとして使ってほしいです。

障がいのある人に、メッセージをお願いします。

み絵

障がいのある人とは「害」があるのではなく、乗り越える「壁」が高く、険しく多いなと感じることがあります。子ども、大人、高齢者、障がい者…生きている人は皆、大なり小なり壁はあると思います。ただ、立場により感じ方、ものの見方、観点が異なると思うのです。だからこそ、自分の価値、時間、気持ち(感情)を大切にしてあなたのままで進んでいってほしいです。
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